食中毒

食中毒(しょくちゅうどく)とは、細菌・ウイルス・寄生虫・化学物質・自然毒などが含まれた飲食物を摂取することで、腹痛・下痢・嘔吐・発熱などの症状を引き起こす疾患の総称です。


主な原因

  1. 細菌性食中毒

    • サルモネラ属菌(鶏卵・鶏肉など)

    • カンピロバクター(加熱不足の鶏肉など)

    • 腸管出血性大腸菌(O157など、生肉・野菜)

    • 黄色ブドウ球菌(手指の傷から、弁当など)

    • ウェルシュ菌(大量調理で加熱不足の煮物など)

  2. ウイルス性食中毒

    • ノロウイルス(牡蠣・ヒトからヒトへ)

    • ロタウイルス(乳幼児に多い)

  3. 自然毒による食中毒

    • フグ毒(テトロドトキシン)

    • 毒キノコ(ツキヨタケなど)

    • ジャガイモの芽(ソラニン)

  4. 化学物質・有害物質

    • 農薬の混入

    • 重金属(鉛、水銀など)

  5. 寄生虫

    • アニサキス(生魚)

    • クドア(ヒラメなど)


主な症状

  • 吐き気・嘔吐

  • 腹痛・下痢

  • 発熱

  • 倦怠感


潜伏期間の例

原因 潜伏期間
ノロウイルス 約24〜48時間
サルモネラ 約6〜72時間
カンピロバクター 約2〜5日
O157 約3〜8日

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