アルツハイマー型認知症の初期症状

アルツハイマー型認知症の初期症状を、さらに具体的にわかりやすく説明します。


アルツハイマー型認知症の初期症状

① 物忘れ(特に「体験」を忘れる)

  • さっき食べた食事内容を丸ごと忘れる
  • 会話したこと自体を忘れる(「そんな話、聞いてない」と言う)。
  • 予定を立てても、約束自体を忘れる

▶ :「今日病院に行ったのに、行ったことを完全に忘れる」


② 時間や場所の感覚があいまいになる

  • 日付や曜日、季節がわからなくなる。
  • 今どこにいるか、なぜそこにいるかがわからなくなることがある。

▶ :「朝なのに『これから夕飯だよね?』と言う」


③ 言葉が出にくくなる(言語障害)

  • 身近なものの名前が出てこない(「あれ」「これ」で済ませる)。
  • 単語を間違える(「テレビ」を「ラジオ」と言うなど)。

▶ :「あの…ほら、音が出る四角いやつ(テレビ)」と表現する


④ 判断力・計画力の低下

  • 買い物でおつりを間違える。
  • 複数の手順が必要な家事(料理、掃除など)ができなくなる。

▶ :「ご飯を炊こうとして、米を洗わず炊飯器にセットしてしまう」


⑤ 趣味・興味がなくなる

  • 大好きだった趣味(園芸、旅行、読書など)に無関心になる。
  • 友人との交流を避けるようになる。

▶ :「毎週行っていた趣味の教室を突然やめてしまう」


⑥ 同じことを何度も言う・聞く

  • 数分前にした質問を、またすぐに繰り返す。

▶ :「今日何曜日?」「火曜日だよ」と答えても、すぐまた「今日何曜日?」と聞いてくる


⑦ 感情の変化

  • 不安やイライラが強くなる。
  • ささいなことで怒りっぽくなる。

▶ :「そんなこと言ってない!」と感情的に怒ることが増える


まとめ

アルツハイマー型の初期は、本人も「なんだかおかしい」と気づいていることが多いです。
恥ずかしさや不安から家族にも言わず、徐々に進行してしまうことがよくあります。

 

投稿 アルツハイマー型認知症の初期症状メプラス - MEPLUS に最初に表示されました。

おすすめ

PAGE TOP